春と秋、年に二回、お彼岸がありますが季節が違うので販売する花の種類も異なりアレンジなどの仕上がりの雰囲気も違ってきます。このページでは春のお彼岸のご紹介をいたします。
そもそもお彼岸とは雑節の一つで二十四節気や五節句の他に季節の変遷をつかむために設けられた暦日です。彼岸は春分と秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間でこの間に行う仏事を彼岸会といいます。7日間の最初の日を「彼岸の入り」春分の日、秋分の日を「彼岸の中日」最後の日を「彼岸の明け」と呼びます。
仏教では我々がいる煩悩、迷いに満ちた世界を「此岸(しがん)」といい六波羅蜜(菩薩になるための修行)の修行を行うことで煩悩や悩みの海を渡りたどり着く悟りの世界を「彼岸(ひがん)」といいます。つまりこのお彼岸は極楽浄土に想いを馳せより彼岸に近づけるように修行をする期間だそうです。
また彼岸は西、此岸は東にあるそうで春分と秋分は太陽が真東から昇り真西に沈むことから彼岸と此岸が通じやすくなると考えられ先祖供養をするようになったということです。そのため多くの方がお彼岸の期間中にお墓参りに行かれますしご自宅のご仏壇にお花を手向けます。昨今ではそうしたお供えの花をお彼岸にも贈ったりご自身でお買い求めになる方も増えています。そうしたことからお供えのアレンジの需要も増えてきています。
ご紹介している写真は年明けから春のお彼岸期間までにお届けさせていただいたお供えのアレンジで、いずれも春の花で製作しています。春は柔らかな色合いの花が多くその点、秋の花を使った秋のお彼岸近くのお供のアレンジより軽やかな印象に仕上がります。またお供えというとどうしても白を基調にしたものをイメージしますが昨今はこうした色を使った明るい色合いのものが主流になってきました。
大きさやスタイル、色合いはご希望を伺い贈る方のイメージを最大限再現してお届けいたします。ぜひお気軽にご相談ください。
その際には「大花園のホームページの春の彼岸の案内ページを見ている」と添えていただけると助かります。
店頭ではお墓参り用の仏花束もいろいろとご用意しております。オーソドックスな菊類を中心にしたものや洋花を中心にした明るい色合いのもの、春の旬な花材を中心にしたものなど価格帯別に各種取り揃えてお待ちしております。
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