チューリップ (ユリ科 球根)

春先に花屋の店先に色とりどりに並ぶ春の代表的な花鉢です。原産地はアジアや北アフリカで16世紀にヨーロッパにもたらされ栽培が始まりました。ご存じのように最も盛んに栽培をしたのがオランダで一時投機の対象にもなり有名なチューリップバブルをもたらしました。日本では大正時代から栽培が始まり現在では輸入国産問わず春のガーデニングの代名詞ともいえるほど一般に普及しています。

愛らしい姿と強健な性質を合わせ持ち、日の当たる場所なら必ず開花するのも人気の秘密でしょう。3月から4月上旬に咲く早咲き、4月中旬に咲く中生咲き、4月下旬から5月に咲く晩生咲き、原種または原種に近い原種系と4つに大別されています。
日当たりの良い場所で管理します。球根から植え付ける場合は10月以降に十分耕した場所に球根の高さの2倍ほどの深さに植えます。開花後は6月7月上旬に葉が半分以上枯れきるまで十分日に当てて球根を太らせてから堀上て陰干して貯蔵します。全ての球根にいえることですが花が終わっても葉は切らずによく日に当てておきましょう。

店頭で販売しているものでは5号鉢程度の大きさのものが良く売れています。1000円から2000円前後のものが人気です。ギフト用に2鉢バスケットに入れたものも喜ばれます。選ぶ時は花の発色がよく(つぼみではわかりませんが)葉の黄色くなっていないしっかりしたものを選びましょう。

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